資格

簡単ではないけど宅建士に独学で受からない人とは

宅建士は簡単に合格できる国家資格ではないけど、一発で合格する人もいれば、毎年受けても合格できない人がいます。

むしろ後者のほうが多いのが現実です。

僕の体験ですが、宅建士は難しい試験ですが実用性が高く、合格した後の見返りが十分に望めます。

以前は不動産会社で働いていましたが、宅建士に独学で受からない人には共通する特徴が見受けられます

その特徴ついてまとめてみました。

 

本記事の内容

宅建士に独学で受からない人の特徴

宅建士に独学で受かるには

 

この記事を書いている僕は、宅建士に独学で短期1発合格をした元不動産会社のサラリーマンです。

今は司法書士の試験に独学で合格し、某司法書士法人に勤務する現役の司法書士です。

 

本題に入る前に、そもそもやる気がある事が前提です。

 

宅建士に独学で受からない人とは

ここから宅建士に独学で受からない人の特徴6つをご紹介します。
少々厳しいことを言っていますが、ご容赦ください。

宅建士に独学で受からない人の特徴

  • 独学で受かるために必要な勉強方法を理解していない
  • とりあえず勉強している
  • いつかは受かると思っている
  • 楽な勉強だけしている
  • 独学が向いていない
  • 難しく考えすぎ

 

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宅建士に独学で受かるために必要な勉強方法を理解していない

宅建士の合格に必要な勉強時間は300時間と言われていますが、実際勉強した時間は関係ありません。

試験に合格するために必要な勉強方法を理解して効率よく勉強すれば、もっと短い勉強時間でも合格できます。

まずは宅建士の試験の本質を知り、合格するには「何をどのくらい勉強すればいいのか?」必要な勉強方法を知る必要があります。

 

その詳細については、こちらにまとめていますので、合わせてご覧ください。

宅建士の合格に必要なのは勉強時間ではない!短期1発合格者が試験科目を細分化して考えた勉強法

続きを見る

とりあえず勉強している

独学で宅建士に受かる人は学習計画を立てて、スタートしてから毎日決められた時間コツコツ勉強します。

独学で受からない人は何も考えず、数日おきにとりあえず勉強している人が多いです。

これだと勉強の進みが遅く、いつまで経っても知識として定着しません。

宅建士に受かるには間を空けず、集中したサイクルで繰り返し勉強する必要があります。

 

いつかは受かると思っている

 勉強していればいつかは受かると思ってダラダラ勉強している人です。
そもそも入口から油断しているので最初から受かる気持ちに欠けています。

長期間かかっても受からない人にはこの傾向を強く感じます。

 

楽な勉強だけしている

宅建士に独学で受からない人には、インプットもしていないのにアウトプットだけしている人がいます。

基本的に過去問を解くアウトプットは、テキストを読むインプットよりも楽な勉強です。
宅建士に独学で受かるには、その両方の繰り返しの勉強が必要です。

 

独学が向いていない

厳しい事を言うようですが、数回のチャレンジも実らず合格に至らないようでしたら、学習スタイルを見直す必要があるかもしれません。

独学が向いていない可能性があります。

 

学習環境が悪い方、自主的に勉強できない方など、心当たりがある方はこちらの記事を一度確認してみて下さい。

宅建士に独学で1発合格した短期合格者の勉強時間と勉強方法とは?

続きを見る

 

難しく考えすぎ

宅建士は難易度の高い試験ですが、あまり難しく考えすぎるのも良くはありません。

周囲では「君じゃ無理!」とか「予備校に通わないと合格できない!」等、ネガティブなことを言ってくる人がいるかもしれません。

そんなこと言ってくる人は、宅建士の試験を知らない人や合格できずに諦めた人ではないでしょうか?

試験の中身を知らない人、諦めた人の話は聞き流してください。

国家試験に合格する一番のコツは、勉強を楽しむことです。

 

宅建士の独学受験の学習計画の立て方

まずは自分の勉強のペースを知る必要があります。
僕の場合は1時間で区切って勉強していましたが、1時間で読めるテキストのページ数、解ける過去問の数を把握します。

次にテキスト1冊を読み終えるのにかかる時間、過去問1冊を一通り解くのにかかる時間を計算して、全部一通り勉強するのにかかる合計の時間を計算します。

試験日から逆算して1日何時間勉強するか学習計画を立てれば、試験日までに勉強できる内容も見えてきます。

あとはそれに従って毎日コツコツやっていくだけです。

 

テキストの読み方について気を付けること!

宅建士の試験で合格ラインに乗るためには、最低限本試験までにこなすべき勉強量があります。

個人差はありますが、まず基礎を固めるために、テキストは本試験までに最低3回は読みましょう。

過去問は過去10年以上遡ったものを最低3回は解いて欲しいと思います。

テキスト読むときや過去問を解くときは、次のように意識して読み方を工夫すると、より理解が深まり、効率の良い勉強ができます。

 

通読・熟読・精読

テキストはメリハリをつけて読むようにします。

メリハリとは通読、精読、熟読と徐々に質を高めていくことです。

最初は一回で全部覚えようとせずに、テキストの最初から最後までとりあえず通して読みます。(通読)

まだ要点がわかっていない段階なので、アンダーラインは引かないようにしてください。

テキストの色塗りだけで終わってしまいますし、理解が深まってきた後では、本当に大事なところがわからなくなってしまいます。

 

一周にかかる勉強時間を把握する

全科目のテキストを通して読んで、一周までにかかった勉強時間、1時間あたりに読めるページ数を把握して、1時間当たり自分がこなせる量を把握しましょう。

過去問も同じように、時間を把握してみましょう。

全科目のテキストが読み終わったら、一度アウトプットで過去問を通して解いてみましょう。

最初は間違ってばかりで気が滅入るかもしれませんが、一回テキストを読んだだけで理解するのは無理です。

アウトプットが終わったら、テキストの最初に戻って2週目に入ります。

今度は一回通して読んでいることもあり、最初より読むスピードが上がって、内容も少し分かるようになります。

2週目で心がける事は、1週目よりも細かいところまで読み、過去問でよく問われるところや要点と感じるところにアンダーラインを引いてみましょう。

全科目読み終えたら、次はまた過去問を解きます。

インプットとアウトプットの繰り返しです。

 

過去問の解き方のポイント

過去問を解いて間違えた箇所や要点は、テキストの該当箇所の余白に書き込むようにします。

これをやると最終的に自分だけのオリジナルの最強テキストが出来上がります!

3週目にテキストを読むときは、前回引いたアンダーラインの箇所や余白に書き込んだこと、項目ごとの要点をより詳細に読むようにします。

全科目読み終わったらまた過去問に入ります。

このようにテキスト読むときは、通読、熟読、精読を心がけて、最低3回読み終わったころには合格への自信ができていると思います。

ノートにまとめることは、内容が理解できていない早い段階ではしないで下さい。
ただのテキストの書き写しになってしまい、勉強効率としては良くありません。


過去問を2回一通り解いて弱点がかなり見えてくると思います。
弱点が炙り出せたのなら該当箇所をテキストで確認し、また過去問を解きます。

このように勉強は同じ作業の繰り返しです。

 

今回この記事をまとめるにあたり参考にしたテキストや、受験に役立つ教材はこちらにまとめていますので、是非ご参考下さい。

宅建士の勉強におすすめの市販テキストと教材

続きを見る

 

学習環境を整えよう

勉強をするにあたって、集中できる学習環境を作るのがとても大切になります。

特に机や椅子は重要で、これだけで集中力に違いが出ます。
身の回りの学習環境を整えるのことも受験には必要です。

こちらに集中力アップにおすすめの勉強アイテムをまとめていますので、学習環境の整理にお役立てください。

全ての学生と受験生に捧げる!勉強の集中力アップにおすすめのアイテム16選

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