資格

宅建士に独学で1発合格した短期合格者の勉強時間と勉強方法とは?

宅建士は国家資格の中でも人気が高く、不動産業界ではかなり優位性のある資格です。

人気とは裏腹に合格率の低い試験ですが、そんな難試験の短期1発の合格に憧れる方も多いと思います。

これにはご自身の学習環境や勉強方法の適性が影響するところが多いです。

 

不動産会社で働いていると普段多くの受験者(知人や同僚)の方と接しますが、特にこんな悩みをよく耳にします。

 

仕事が忙しくて勉強時間がなかなか取れないけど、合格者はどうやって勉強しているんだろう?
宅建って難しいみたいね?
私でも受かるかな??
何度か独学で受けたけど来年は合格できるかな?

 

この記事では受験者に多い疑問にお答えし、適性にあった宅建士の勉強方法について解説しています。

★本記事の内容★

  • 宅建士の短期合格者の勉強時間と勉強方法
  • 勉強方法のメリット・デメリット
  • 勉強方法の適性について

 

この記事を書いている僕は、宅建士(宅地建物取引主任者)に独学(通信講座を一応利用)で短期一発合格をしました。
今は不動産会社で宅建士の登録を受けて業務にも従事しています。

 

宅建士は不動産業界にお勤めの方や、転職を考えている方、フリーターの方にも人気の資格です。

僕が取得した国家資格の中でも一番実用性があることを実感しています。

この難易度の高い国家試験に合格する価値は十分にあります。

 

合わせて読みたい!!宅建士に合格すれば不動産会社への転職はなんとかなる話


まずは筆者の簡単な合格体験記はこんな感じになります。

 

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宅建士の短期合格者の勉強時間

宅建士の合格に必要な勉強時間は300時間と言われています。

僕はほぼ独学で勉強し、1発で合格できました。

一応通信講座を受講しましたが、テキストと過去問が送られてきただけで講義を視聴するわけでもなく、独学と変わりはありません。

では短期間で合格者できた僕の勉強時間について、お話したいと思います。

 

宅建士に合格までの勉強時間

4月頃から始めて1日1時間テキストを読んでいました。

途中頓挫したものの8月から勉強を再開し、1日1時間テキストを読みました。

試験までにテキストを3回読んだだけで、過去問はほとんど解いてません(笑)。

結果、合格までにかかった時間は300時間に満たないと思います。

それでいて8割(41問)正解し、5問免除は使用せずに1発で合格していますが、ちょっと前はこんな感じでも合格できたところがあります。

 

宅建士の試験の難易度の考察

最近は受験者が増え、士業に格上げしたこともあり、宅建士の試験の難易度が上がったのは明らかです。

僕は不動産会社で働いているので、知人や職場の同僚で、毎年多くの受験者を見ていますが、1発で合格している人は少ないです。

宅建士の難易度を考えると、普段会社員として働きながら短期合格を目指すには、人一倍の努力と効率の良い学習計画が必要です。

毎年受験される人を見ていると、短期間で受かる人と受からない人の特徴があることがわかってきました。
これについてはまた他の記事にまとめています。

宅建士に独学で受からない人の特徴6つとそこからの脱却方法

続きを見る

 

 

宅建士に短期間で合格するには?!適性にあった勉強方法の選び方

宅建士の勉強方法には、独学、予備校に通学、通信教育の3つがあります。

独学でも合格は可能ですが、決して簡単なことではありません。

また予備校の対策講座や通信講座もかなり充実しています。

勉強方法には独学、予備校に通学、通信講座の3つがありますが、生活環境や学習環境によるところもあり、人それぞれ様々です。

最近の通信講座はスマホやPC、タブレットで動画を視聴して勉強するWeb講座が中心になっています。

勉強をするにあたり、まずはそれぞれの勉強方法のメリットとデメリットを挙げてみます。


 

宅建士に独学で挑む

宅建士の合格に必要な勉強時間は200~300時間だと言われています。

ですが大切なのは時間ではなく、勉強の内容です。

独学で勉強するとなると自分でしっかりと学習計画を立てて、コツコツ自主的に積み上げていく必要があります。

独  学
メリット
デメリット
学費が安くてすむ 自主性がかなり求められる
自分のペースでできる 挫折しやすい
いつでも勉強できる 効率の良い学習計画が委ねられる

 

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独学がおすすめな人

毎日決められた時間を自主的に勉強できて、しっかりと学習計画を立て、メリハリを付けて勉強できる人が向いています。

いつかは受かる感覚でダラダラやっている人を見受けますが、こういう人は独学に向いているとは思えません。

独学で短期合格できる人は意思が強く、集中力が続く人です。

独学におすすめの市販テキストや問題集はこちらにまとめていますので、ご参考ください。

宅建士の勉強におすすめの市販テキストと教材

続きを見る

 

宅建士の予備校に通学

予備校に通学するとで同じ仲間ができて、試験に向けての臨場感もあり、モチベーションの維持に繋がります。

学費は高いですが、雇用保険を受給している方は、教育訓練給付金制度を活用して受講できます。

通 学 講 座
メリット
デメリット
モチベーションの維持ができる 学費がかかる
自主性を補える 勉強の場所が限られる
臨場感も味わえるの 通学の時間がある
仲間ができる 時間の制限がある

 

通学講座がおすすめな人

通学講座の1番のデメリットは学費の高さですが、それ以上に得られるものも多いのが特徴です。

また自宅で集中できない方や学習環境が整わない方、自主的に勉強ができない人にはおすすめの勉強方法です。

 

宅建士の通信講座(Web講座)を受講する

最近の通信講座はスマホやタブレット、PCで動画を視聴して勉強するWeb講座が主流です。

時間に制限のある会社員は、昼休みや通勤時間のスキマ時間を勉強時間に充てられます。

Web講座に特化した予備校の受講料はかなりリーズナブルです。

通 信 講 座
メリット
デメリット
要点を絞った学習ができる 学費がかかる
どこでも勉強できる 通信講座を選ぶのに悩む
学費を払う事で勉強に強制力が働く やはり自主性は求められる
動画を見て気軽に勉強できる 予備校と距離感がある

 

通信講座がおすすめな人

スマホやタブレットを使用して動画を視聴できるWeb講座であれば、スキマ時間の有効活用ができて、時間に制限のある方にはおすすめです。

勉強に手軽さがあるので、勉強が苦手な人に向いている勉強方法だと思います。

宅建士の人気の通信講座・予備校はこちらにまとめていますので、是非ご参考ください。

宅建士の人気の通信講座・予備校8選と受講料を徹底比較

続きを見る

 

宅建士の勉強方法まとめ

ここまで宅建士の勉強方法のそれぞれのメリットとデメリットをまとめましたが、どの勉強方法を選んでも間違いはありません。

自分の適正と向き合い、一日も早く宅建士の受験勉強から解放できるように短期合格を目指してください。

会社員の方は独学で勉強することが多くなると思いますが、初学者でも合格している方はいます。

独学で短期合格するには効率よく勉強して、コツコツ積み上げるしかありません。

宅建士の効率の良い勉強について、こちらに詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

宅建士の合格に必要なのは勉強時間ではない!短期1発合格者が試験科目を細分化して考えた勉強法

続きを見る

 

宅建士に合格後の進路

最後にステップアップとして、宅建士の翌月に実施される賃貸不動産経営管理士の試験をおすすめします。

この二つの試験は内容が被る部分が多く、賃貸不動産経営管理士を受験した感想として、この試験は宅建士の知識が前提になっているように感じます。

勉強した内容が頭に残っているホットな状態で受験するのに越したことはありません。

毎年ダブル受験をする人は多く、両方受かっている人も実際にいます。

長期に渡る宅建士の勉強から解放されたばかりで大変な時期だと思いますが、もう一頑張りです。

 

もし受験を予定されるなら、こちらの記事をご参考ください。

賃貸不動産経営管理士の試験の合格率は?合格者の勉強時間と勉強方法をまとめてみた

続きを見る

 

多用な不動産業界の仕事についてはこちらをどうぞ。

不動産会社に転職を考える前に!知っておきたい仕事の内容と年収

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