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FP2級に独学で受からない人に共通する6つの特徴とそこからの脱却方法

FP2級は独学でも受かる試験ですが、決して簡単ではありません。

試験回によって合格率にもばらつきがあり、傾向が読めないところがあります。

その人の学習環境や勉強方法の適性が大きく影響しますが、この記事では独学で受からない人に共通する特徴を掘り下げてみます

 

本記事の内容

FP2級に独学で受からない人の特徴

FP2級に独学で受かるには

 

本題に入る前に、そもそもその人にやる気がある事が前提です。

 

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FP2級に独学で受からない人に共通する6つの特徴

ここからFP2級に独学で受からない人の特徴6つをご紹介します。

少々厳しいことを言っているかもしれません。

独学で短期合格するためのアドバイスもしますので、是非最後までお読みください。

FP2級に独学で受からない人の特徴

  • 独学で受かるために必要なことを理解していない
  • とりあえず勉強している
  • いつかは受かると思っている
  • 楽な勉強だけしている
  • 適性が合っていない
  • 難しく考えすぎ

 

FP2級に独学で受かるために必要なことを理解していない

FP2級に独学で受かるには、あれこれと手を広げずに的を絞って毎日コツコツ勉強を積み上げていくことです。

市販されているテキストや問題集は種類が豊富にあります。

いくつも買い漁って手を広げるのではなく、自分がコレと思った一冊をひたすら集中してそれだけを勉強するようにします。

独学で受かるには、学習スケジュールをしっかり立てる必要があります。

 

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とりあえず勉強している

独学でFP2級に受かる人は学習計画を立てて、スタートしてから毎日決められた時間コツコツ勉強します。

独学で受からない人は何も考えず、数日おきにとりあえず勉強している人が多いです。

これだと勉強の進みが遅く、いつまで経っても知識として定着しません。

間を空けず、集中したサイクルで繰り返し勉強する必要があります。

 

いつかは受かると思っている

勉強していればいつかは受かると思ってダラダラ勉強している人です。

そもそも入口から油断しているので最初から受かる気持ちに欠けています。

またFP2級には、合格点に達した学科試験か実技試験は翌々年度末まで免除が認められる一部合格制度があります。

長期間かかっても受からない人には、この制度に甘えている傾向があります。

 

楽な勉強だけしている

FP2級に独学で受からない人には、インプットもしていないのにアウトプットだけしている人がいます。

基本的に過去問を解くアウトプットは、テキストを読むインプットよりも楽な勉強です。

独学で受かるには、その両方の繰り返しの勉強が必要です。

 

適性が合っていない

厳しい事を言うようですが、数回のチャレンジも実らず合格に至らないようでしたら、学習スタイルを見直す必要があるかもしれません。

独学が自分の適性に合っていない可能性があります。

学習環境が悪い方、自主的に勉強できない方など、心当たりがある方はこちらの記事を一度確認してみて下さい。

FP2級は毎回合格率にバラつきがあるけど独学で合格できる?

続きを見る

 

難しく考えすぎ

FP2級は難易度の高い試験ですが、あまり難しく考えすぎるのも良くはありません。

やはり勉強していれば「いつかは受かる」と思ってしまい、ただダラダラと勉強するだけになってしまいます。

 

ここまでFP2級に独学で受からない人の特徴6つを挙げましたが、ここから脱却するには、学習計画と効率の良い勉強にあります。

 

FP2級の独学の学習計画の立て方

まずは自分の勉強のペースを知る必要があります。

例えば1時間で読めるテキストのページ数や解ける過去問の数です。

次にテキスト1冊を読み終えるのにかかる時間、過去問1冊を一通り解くのにかかる時間を計算して、全部一通り勉強するのにかかる合計の時間を計算します。

試験日から逆算して1日何時間勉強するか学習計画を立てれば、試験日までに勉強できる内容も見えてきます。

あとはそれに従って毎日コツコツやっていくだけです。

1時間で20p読めるとして、300pのテキストを読むのに15時間かかります。
試験日の2ケ月前から勉強を開始して、一日2時間勉強すれば合計で約60時間の勉強時間を確保できます。
仮に過去問1冊を解き終わるのに15時間かかったのなら、テキスト一読の時間と合計すると30時間です。
試験日までテキストと過去問を2週できるイメージです。

 

FP2級に独学で受かるのに必要な勉強内容

FP2級の試験で合格ラインに乗るためには、本試験までにこなすべき必要な勉強内容があります。

個人差はありますが、基礎を固めるにはテキストは本試験までに最低3回は読み、問題集は最低2週は解いて欲しいと思います。

次のように意識してテキストの読み方を工夫すると、より理解が深まり、効率の良い勉強ができます。

 

テキストの読み方

テキストはメリハリをつけて読むようにします。

メリハリとは通読、精読、熟読と徐々に質を高めていくことです。

最初は一回で全部覚えようとせずに、テキストの最初から最後までとりあえず通して読みます。(通読)

まだ要点がわかっていない段階なので、アンダーラインは引かないようにしてください。

ここで一周までにかかった時間、1時間あたりに読めるページ数を把握して、1時間当たりの自分のペースを把握します。

全科目のテキストが読み終わったら、また最初に戻って2週目に入ります。

今度は一回通して読んでいることもあり、最初より読むスピードが上がって、内容も少し分かるようになります。

2週目で心がける事は、1週目よりも細かいところまで読み、要点と感じるところにはアンダーラインを引きます(精読)。

 

過去問の解き方

過去問で間違えた箇所や要点は、テキストの該当箇所の余白に書き込むようにします。

これをやると最終的に自分だけのオリジナルの最強テキストが出来上がります!

次にテキストを読むときは、前回引いたアンダーラインの箇所や余白に書き込んだこと、項目ごとの要点をより詳細に読むようにします(熟読)。

全科目読み終わったらまた過去問や問題集に入ります。

このようにテキスト読むときは、通読、精読、熟読を心がけて、最低3回読み終わったころにはある程度の土台ができていると思います。

ノートにまとめることは、内容が理解できていない早い段階でしないで下さい。
ただのテキストの書き写しになってしまいます。

 

今回この記事をまとめるにあたり参考にしたテキストや、受験に役立つ教材はこちらにまとめていますので、是非ご参考下さい。

FP2級のおすすめのテキストと必須アイテム

続きを見る

 

学習環境を整えよう

勉強をするにあたって、集中できる学習環境を作るのがとても大切になります。

特に机や椅子は重要で、これだけで集中力に違いが出ます。

身の回りの学習環境を整えるのことも受験には必要です。

こちらに集中力アップにおすすめの勉強アイテムをまとめていますので、学習環境の整理にお役立てください。

全ての学生と受験生に捧げる!勉強の集中力アップにおすすめのアイテム16選

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