資格

独学でFP3級の合格までにかかった勉強時間と感想

FP3級は誰でも受験することができる試験です。

試験は毎年1月、5月、9月の年3回行われていて、合格すれば2級の受験資格を得ることができます。

FP3級は独学で受験する方が多いですが、これから受験をするにあたって、合格までに必要な勉強時間や難易度は気になるところだと思います。

 

FP業務に従事していないけど、何の知識もなくて受かるかな??
合格率は高そうだけど、合格者はどのくらい勉強したの?
FPはどういう事を勉強するの??おすすめのテキストは??

 

この記事では、僕が独学で受験したときの経験を踏まえて、合格までにかかった勉強時間や勉強方法をまとめてみました。

 

★本記事の内容★

  • FP3級の合計までにかかった勉強時間と勉強方法
  • FP3級の難易度の感想
  • おすすめの勉強方法の選び方
  • おすすめの使用テキストと過去問

 

 

スポンサーリンク

FP3級の試験内容

FP試験はFP協会と金財の二つの団体で実施している試験です。

どっちで受験しても資格は変らず、学科試験も同じ問題が出題されます。

学科試験は60問出題されますが、30問が正誤判断をする2択の問題、あと30問は3択の中から選択する出題形式になっています。

FP協会と金財の試験で唯一の違いは、選択科目の実技試験が異なることです。

 

FP試験の試験概要など詳しくはこちらをご覧ください。

FPの気になる試験内容と漠然としたお金の専門家のイメージ

続きを見る

 

FP3級の実技試験

FP3級の実技試験は、FP協会が実施しているのが資産設計提案業務。

金財が実施しているものは個人資産相談業務、保険顧客資産相談業務の二つです。

 

FP3級の難易度

FP3級の難易度は、年金、株式、税金など広く浅く知識を求められるところがあります。

保険業務、金融業務に従事していない他業種の方でも勉強すれば合格できるレベルです。

実際僕は不動産会社で働いていてFP関連の業務に従事していませんでした。
勉強方法は市販のテキストと過去問題を買って独学です。

実技は「資産設計提案業務」を選択しました。
他業種で初学者の方は「資産設計提案業務」か「個人資産相談業務」のどちらかを選ぶのが無難です。

 

FP3級の合格率

FP3級の合格基準は6割以上です。

学科試験は60点満点中36点、実技試験は日本FP協会の試験は100点満点中60点、金財の試験は50点満点中30点が合格ラインになります。

FP3級の合格率は、日本FP協会の受験者は、学科が70~80%、実技が80~90%になっています。

金財の受験者の合格率は、学科が50~70%、実技(個人)は60~80%、実技(保険)は40~60%です。

過去のデーターだけを見る限り、FP3級は試験回によって合格率にブレがあり、難易度に違いがあるのが伺えます。

しかしながら、学科試験は60問の出題中、30問が正誤判断をする2択の問題、30問が3択の問題になりますので、確率論からみても合格率は高くなるのを感じます。

 

FP3級の合格までにかかった勉強時間

僕が独学で合格したときの勉強時間は、仕事中の昼休みの隙間時間、帰宅して1〜2時間です。

休みの日も変わらず同じ時間勉強しました。

FP3級に合格までにかかった勉強時間はおよそ50〜60時間で、勉強期間は継続して3週間程度になります。

勉強内容はテキストを1周、過去問を1周、あとは予想模試を解きました。

実際に使用したおすすめのテキストと問題集は、こちらの記事にまとめています。

FP3級のおすすめのテキストと必須アイテム

続きを見る

試験の申し込みが試験日の2ヶ月前から始まりますので、その頃から勉強を開始しても余裕を持って試験日に間に合うと思います。

 

スポンサーリンク

FP3級の短期合格の勉強方法

短期合格のコツは余計な事をしない事です。

余計な事とは、市販のテキストや過去問を色々と買い漁るのではなく、これって決めた一つだけをとことんやり込む事です。

本屋さんやネットを見ると色々な出版社から販売されています。

ついつい迷ってしまい、何種類も買っている方を見かけますが、実際テキストの中身の内容はほとんど変わりません。

 

FP3級の勉強方法

FP3級は独学で勉強する方が多い試験ですが、合格率は100%ではありません。

合格率も試験回によってばらつきのある試験で、勉強が苦手だったり、机に向かって集中することが苦手な方もいます。

ですが、そんな方にもおすすめの勉強方法がありますので、これからご紹介します。

 

独学

FP3級は金融や保険について学習経験がない方や実務経験がない方でも、難易度は比較的やさしいと試験と言えます。

市販のテキストを使用して勉強しても、独学で十分合格を目指せると思います。

 

通学

お金に余裕があり時間の自由が利く方は、予備校に通学するのもありです。

また雇用保険を受給している方は、教育訓練給付金制度を活用できます。

予備校に通う事で仲間ができて、試験に向けての臨場感を味わえますので、モチベーションの維持や自主的に勉強ができない方にはおすすめの勉強方法です。

 

通信講座

独学じゃ不安、かと言って予備校に通学する時間がない方は、通信講座を受講する方法もあります。

最近の通信講座は、スマホやPCで動画を視聴して勉強するWeb講座が中心です。

気軽に勉強できるので、特に初学者や勉強が苦手な方にはおすすめの勉強法です。

受講料もリーズナブルな価格になっています。

こちらに人気の通信講座と予備校、受講料を比較してまとめています。

FP3級の人気の通信講座・予備校5選と受講料を徹底比較

続きを見る

 

FP3級に合格後のプラン

FP3級を受験される方の中には、合格後にFP2級へのステップアップを考えている方も多いと思います。

FP2級は受験資格がありますので、実務経験がない方や他の受験資格がない方は、3級に合格すれば2級の受験資格を得ることができます。

もう一つの方法は、認定研修を受講してFP2級の受験資格を得ることです。

詳しくはこちらにまとめていますので、ご興味のある方はご参考ください。

FP2級の受験資格と実務経験について簡単にまとめてみた

続きを見る

 

スポンサーリンク

-資格
-

© 2024 にゃんため.com Powered by AFFINGER5