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求人件数から見た人気のプログラミング言語ランキングとそれぞれのできること

プログラミング言語は、用途や動作環境、汎用性などにより、人気や需要に大きな違いがあります。

したがって、学習する言語によって、自分の将来のITエンジニアとしての市場価値に大きな影響があり、言語選びは非常に重要です。

現在IT業界の転職市場では、一体どんなプログラミング言語が人気なのでしょうか?

この記事では、そんな疑問にお答えするため、現在の転職市場で人気のあるプログラミング言語ランキングと、市場価値のあるITエンジニアを目指すために、お役に立つ情報をまとめています。

 

求人件数の多い人気のプログラミング言語ランキング

ITエンジニアとしての市場価値は、扱えるプログラミング言語によって大きく左右します。

ただでさえ人材不足と言われているIT業界において、人気と需要のある言語のスキルと知識がある人は、市場価値の高いエンジニアと言っても過言ではありません。

IT・Web業界に特化した転職支援サービスのレバテックキャリアが、2020年7月に発表した「2019年度プログラミング言語別新規求人案件割合ランキングTOP5」では、以下のような順位で人気の言語が選出されています。

このランキングは、レバテックキャリアが2019年4月1日〜2020年3月31日の間に発生した、新規の求人・案件データを言語ごとに独自のデータをもとにして算出しています。

市場価値の高いエンジニアを目指すために、今後の学習するプログラミング言語を選ぶときに、参考の一つにしてただければと思います。

 

 

「プログラミング言語別求人案件ランキング」出典:レバテックキャリア

 

それでは、ここで人気を集めているプログラミング言語には、一体どんな特徴があるのでしょうか。

それぞれの言語について解説していきます。

 

java

javaは世界で最も使用されているプログラミング言語の一つで、日本でも相変わらず安定した地位を誇っています。

人気の理由はたくさんありますが、OSや機器を選ばずあらゆる環境で動作することや、汎用性や拡張性が高いことが挙げられます。

javaは流行に左右されることなく、長く使い続けられる言語の筆頭といえます。

 

javaエンジニアの働き方

JavaはWebサービスやAndroidのスマホアプリ、Twitterのアプリ、業務システムなど、さまざまな用途に使用されている言語です。

また銀行のシステムやクレジットカード、Blu-rayディスクプレイヤー、インフラを支える重要なシステムにも使用されています。

javaは業務システムの開発や、スマホアプリの開発に興味がある人におすすめの言語です。

 

メリットとデメリット

Javaは実行速度が速く、セキュリティに優れているため、企業システムに利用される事が多い言語です。

こうした企業の基幹システムの開発や保守・運用など、企業ニーズが高いのがメリットで、社内エンジニアの募集をしている求人が多くあります。

Javaはオブジェクト指向言語に分類され、初学者には学習難易度が高いことがデメリットに挙げられます。

 

PHP

PHPはWebサービスの開発で、広く利用されているプログラミング言語です。

日本では多くの企業で利用されていることもあり、転職市場での人気はご覧の通りとなっています。

PHPはWebデザインや制作に使用されるHTMLの言語と合わせて利用され、世界で最も利用されているオープンソースのソフトウェア「Word Press」はPHPで開発されています。

Word Pressとは、サイトの作成やブログの作成などができるCMS(コンテンツ管理システム)の1つで、無料で利用できるソフトウェアです。
Web関連の技術や知識が無い人でも、簡単にサイト管理や記事投稿ができるため、世界中のWebサイトのおよそ4分の1は、WordPressで構築されていると言われています。
ちなみにこのサイトもWordPressを利用しています。

 

PHPエンジニアとしての働き方

PHPは国内で多くの企業に利用されている言語で、エンジニアとしての求人件数も多く、Webデザインや制作の仕事では、かなり期待できるような状況です。

また、Word Pressの開発案件も多く、クラウドソーシングのPHP関連の案件も多くあり、フリーランスエンジニアを目指す人にとっては最適な言語と言えます。

 

メリットとデメリット

PHPは学習するための情報や環境が充実していて、開発環境の構築が比較的簡単でもあり、初学者向けの言語と言えます。

しかしながら、PHPはWebに特化した言語で汎用性は低く、Web制作に興味がある人以外は、デメリットのほうが多いです。

 

Python

Python(パイソン)はGoogleの3大言語の(C++、Java、Python)の一つとして知られており、まだ日本ではマイナーな言語ですが、海外ではメジャーなWebサービスで利用されている人気のある言語です。

データ解析に強く、ビッグデータ解析や人工知能、機械学習などでも利用されていて、米国の大学では、プログラミングの入門として、最も多く学ばれています。

Pythonは、初学者にとっても学習しやすい言語です。

 

Pythonエンジニアの働き方

Pythonエンジニアは、他のプログラミング言語と比べた場合、エンジニアの数が少ないところがあります。

日本での普及率が低いことが考えられますが、YouTubeやInstagramにも利用されるように世界的な人気を受けて、日本での需要も次第に高まっています。

Pythonエンジニアの働き方の例には、Excel操作の自働化、アプリケーション開発、自動データ処理・分析などの企業の業務効率化や人工知能の開発が挙げられます。

 

メリットとデメリット

Pythonは、javaやc言語と比べると学習難易度が低く、初学者にとって学習しやすい言語です。

学習するメリットには、ITエンジニアとして、今後のテクノロジーの発展の一翼を担う分野に進むことができます。

しかしながら、今のところ日本では広く普及していないため、汎用性が低いことがデメリットに挙げられますが、将来の需要の期待値は高いと思います。

 

Java Script

Java Scriptは現在において、ほぼ全てのWebサービスで利用されているといっても過言ではないくらい、非常に人気のある言語です。

最近はWeb開発だけでなく、スマホのアプリやゲーム開発などでも利用されるようになり、世界でも近年急速に人気が高まってきています。

Javaと名前が似ていますが、この二つの言語は全く別の言語です。

 

Java Scriptエンジニアとしての働き方

Java Scriptは多くのWebサイトで利用されている人気の言語ですが、エンジニアとしてWebデザインやWeb制作だけでなく、アプリやゲーム開発にも携われます。

Web制作やデザインにおいて、実際にこの言語を使いこなすようになるには、その関連知識の習得も必要になり、Webサイトを構成するHTMLやCSS、PHPやRubyといった他の言語も学習する必要があります。

 

メリットとデメリット

大抵のプログラミング言語は開発環境を用意する必要がありますが、Java Scriptは用意する必要がなく、今すぐにでも学習をはじめることができます。

開発環境の導入は初心者にとって大きな壁になることがありますが、この点も含めて、学習しやすい初学者向きの言語と言えます。

しかしながら、実際に使いこなせるようになるには、関連する幅広い知識の習得が必要です。

 

Ruby

Rubyはまつもとひろゆき氏により開発された日本生まれのプログラミング言語で、ダウンロードして利用できるオープンソースのプログラミング言語です。

スクリプト言語に分類され、プログラムを実行するためのコンパイルが不要で、Rubyを利用している国内のWebサービスには、クックパッドや食べログがあります。

RubyはRuby on railsというフレームワークを使用して開発を行うことが一般的で、これによりWebサイトやアプリケーションを効率良く開発できると言われています。

コンパイルとは、プログラミング言語で書かれた文字列(ソースコード)を、コンピュータ上で実行可能な形式(オブジェクトコード)に変換することです。

フレームワークとは、アプリケーションを開発するときの土台として機能させるソフトウェアのことで、「アプリケーションフレームワーク」とも呼ばれています。土台となるフレームワークに必要な機能を追加し、アプリケーションの開発を進めていくのが一般的で、フレームワークを使用することで、プログラムの記述量を大幅に削減し、工数をさげる事が可能です。

 

Rubyエンジニアとしての働き方

Rubyは開発における生産性の高さを評価されるようになり、最近はスマホ向けのアプリケーションやソーシャルゲームの開発にも広く利用されるようになってきています。

これまではPHPやJavaを用いたアプリケーション開発が主流でしたが、システムを自社で開発する企業やスタートアップ企業、スクラム開発をメインとする現場において、Rubyを用いた開発の需要が伸びています。

Rubyエンジニアは、今後は広い分野での活躍が期待されています。

 

メリットとデメリット

国産のプログラミング言語ということもあり、学習環境が整っていて、情報が豊富にありますので、独学でも勉強しやすく、初学者におすすめのプログラミング言語です。

強いてデメリットを挙げるとしたら、Rubyの魅力を最大限に生かしたエンジニアを目指す場合、フレームワークのことも学習する必要があることです。

 

プログラミングの学習方法

プログラミングは独学でも学習できると言われていますが、言語により学習難易度はさまざまです。

趣味や仕事のスキルアップ、転職と人それぞれ学習する目的は違いますが、仕事や転職となると実用レベルのスキルや知識を身に付けなければなりません。

プログラミングに限らず、基本的に初学者にとっては難しく感じ、挫折することもあります。

今は学習をサポートしてくれるプログラミングスクールが充実していますので、以下でおすすめのスクールをご紹介させていただきます。

 

TECH CAMP(テックキャンプ)

TECH CAMP(テックキャンプ)は、日本最大級のプログラミングスクールとして有名です。

学習に関する些細な疑問にも、マンツーマンで相談できる環境で、完全無料のカウンセリングがオンラインで受けられます。

また転職を考えている人には支援サービスも行っており、これからプログラミングを学習する未経験の人は、スキルの学習から転職の支援までしてくれるので一安心です。



プログラミングはテックキャンプ

DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMPはDMMグループのプログラミングスクールで、転職を保証しているため、未経験からIT業界への転職を求めている方にはおすすめです。

紹介先企業の実績も多数あり、限定求人・非公開求人を含む300件以上の求人で、受講生のほとんどが未経験の中、高い転職率を実現しています。


DMM WEBCAMP 無料カウンセリングはこちらから
 

Code Village

Code Villageは、カリキュラムが未経験者向けに作られていて、プログラミング未経験者、パソコン操作に自信がない方でも安心して学べる環境です。

これまでの全受講者の80%がプログラミング未経験でありながら、受講者の95%がスキルの取得を実現しています。

未経験からのスキルの習得やエンジニア職の適性など、ご不安を感じる人は、Code Villageの無料カウンセリングにご相談ください。

 


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TECH ACADEMY(テックアカデミー)

TVのCMでお馴染みのテックアカデミーは、受講者数No.1のオンラインプログラミングスクールです。

このスクールが人気の理由には、さまざまなプログラミン言語に対応したコースが用意されていることや動画編集からマネジメントのコースまで豊富にあることが挙げられます。

エンジニア転職保証コースもあり、未経験からITエンジニアを目指す方にはおすすめのスクールです。

気になる方は、テックアカデミーの公式サイト 未経験からエンジニアを目指すTechAcademy Pro(エンジニア転職保証コース)でご確認ください。

無料体験も実施していますので、プログラミングスクールをお探し方には、一見の価値はあります。

無料体験のお申し込みはこちら⇒  TechAcademyの無料体験

TechAcademy [テックアカデミー]
 

人気のプログラミング言語ランキングのまとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

この記事では、今日本で人気のプログラミング言語のランキングについて取り上げましたが、世界では違った動きをしています。

詳細は下の記事にまとめていますので、こちらも是非ご参考ください。

初学者必見!世界で人気のプログラミング言語ランキングとエンジニアの仕事

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