資格

マンション管理士と管理業務主任者が同時に勉強できるおすすめのテキスト

マンション管理士と管理業務主任者の試験は同じ科目から出題され、一つの勉強で両方の合格を目指せる国家資格です。

受験用で市販されているテキストにも、この二つの試験の特徴に着目して、同時に勉強できるものがあります。

この記事では、マンション管理士と管理業務主任者が同時に勉強できて、ダブル合格を目指す試験対策のおすすめの市販テキストと教材をご紹介します。

また宅建士と合わせた不動産資格の3つを取得すればトリプルクラウンと呼称され、かなり希少な存在になります。

 

マンション管理士と管理業務主任者の試験の出題科目

マンション管理士と管理業務主任者の試験は、50問の多肢択一式問題が出題されます。

出題科目は、民法・その他法令、標準管理規約、マンション管理適正化法、管理実務・会計、建築・設備となっています。

この二つの不動産資格は、同じ試験科目から出題されますが、それぞれの科目ごとの出題数に違いがあります。

ちなみに2019年度の本試験の出題状況は、以下のようになっています。

マンション管理士
管理業務主任者
民法・その他法令
6問
10問
区分所有法等
12問
6問
標準管理規約
8問
10問
マンション管理適正化法
5問
5問
建築・設備
11問
6問
設備系法令
4問
6問
管理実務・会計
4問
7問
合計
50問
50問

 

マンション管理士と管理業務主任者の試験の一部免除制度

マンション管理士と管理業務主任者を一つずつ確実に狙うのなら、試験科目の一部免除の制度を有効に活用する方法があります。

この制度は、どちらかの試験に合格すると、もう一方を受験する時にマンション管理適正化法に関する5問が免除されます。

 

マンション管理士と管理業務主任者のダブル受験対策テキスト

ご覧いただいたように、マンション管理士と管理業務主任者の試験は、同じ試験科目で構成されています。

この特徴に着目して、この二つの資格試験のダブル受験に対応した市販のテキストがあります。

 

2021年版 出る順 管理業務主任者・マンション管理士 合格テキスト(出る順管業・マン管シリーズ)

大手資格の学校LEC東京リーガルマインドのダブル受験に対応したテキストです。

試験科目が1冊に網羅され、受験勉強はこの1冊で十分です。

かなり分厚いテキストですが、セパレート式で科目ごとに取り外しができますので、持ち運びにも便利です。

 

過去問

マンション管理士と管理業務主任者の試験は同じ科目から出題されますが、問題内容までは同じではありません。

そのためダブル受験対策のアウトプットには、両方の過去問をしっかり解く必要があります。

 

出る順 マンション管理士 分野別過去問題集(出る順管業・マン管シリーズ)

LEC東京リーガルマインドのマンション管理士の過去8年分を収録した分野別の過去問題集です。

同シリーズ『合格テキスト』とのリンクを強化し、肢別解答率や重要度等のデータもしっかり収録されています。

法令編上/法令編下/管理実務・会計・設備系編の科目ごとに取り外しができます。

 

出る順 管理業務主任者 分野別過去問題集(出る順管業・マン管シリーズ)

LEC東京リーガルマインドの管理業務主任者の過去8年分を収録した分野別の過去問題集です。

同シリーズ『合格テキスト』とのリンクを強化し、肢別解答率や重要度等のデータもしっかり収録されています。

法令編上/法令編下/管理実務・会計・設備系編の科目ごとに取り外しができます。

 

 

問題集

勉強の最終仕上げにおすすめの勉強法は、一問一答式の問題集を使用したアウトプットです。

知識の定着度合いを確認するには、最適の方法です。

 

マンション管理士 一問一答セレクト1000

資格の学校TACのマンション管理士の一問一答式の問題集です。

これまでに出題されたマンション管理士の本試験全問題19年分(H13年度~直近の令和元年度)を徹底的に分析して、頻出論点と重要知識を含む1000肢を厳選した問題集です。

目隠し用の赤シートが付いています。

管理業務主任者 一問一答セレクト

資格の学校TACの管理業務主任者の一問一答式の問題集です。

これまでに出題された管理業務主任者の本試験全問題19年分(H13年度~直近の令和元年度)を徹底的に分析して、頻出論点と重要知識を含む1000肢を厳選した問題集です。

目隠し用の赤シートが付いています。

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