簿記2級を勉強するにあたって、まずは受験勉強に欠かせない必要な教材を揃えるところからはじまります。
市販されているテキストや過去問は種類が豊富にあって、購入するときに迷う方も多いのではないでしょうか?
実際テキスト選びで大切なのは、読み易さや相性だったりします。
そこでこの記事では、簿記2級の勉強におすすめのテキストや受験勉強に必要な教材についてまとめてみました。
この記事を書いている僕は、独学で日商簿記2級に合格しました。
そのときの経験をもとに書いています。
目次
簿記2級のおすすめのテキストと教材5選
簿記2級を効率良く勉強をするには、次の5つの教材を揃えて欲しいと思います。
全て市販で購入できるテキストと教材です。
テキスト
過去問
問題集
模擬試験問題
計算機
簿記2級のおすすめのテキスト
簿記2級の市販のテキストはたくさんありますが、その中でもおすすめのテキストをご紹介します。
何種類も買う必要はありませんので、ご自身にあった一冊を見つけてください。
スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記&工業簿記
テキスト+問題集が1冊にまとまっているTACのテキストです。
わかりやすさ・読みやすさに徹底的にこだわった大人気シリーズで、簡潔でわかりやすい説明&イラスト・図解が豊富なのが特徴です。
初学者向け
問題集一体型
信頼性
合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記&工業簿記
こちらもTACから市販されているテキストですが、簿記を勉強したことがある中級者向けのテキストです。
図解や表が豊富に使われていて、論点として大事なポイントが分かり易く書かれています。
本書で14回目の改定になる歴史あるテキストです。
どっちかというと中級者向け
基本例題付き
信頼性
TACは簿記の資格の学校としても実績がありますが、市販のテキストの内容もかなり充実しています。
簿記2級のおすすめの過去問
簿記2級の受験勉強にはアウトプット用の過去問も必須です。
過去問を選ぶポイントは回数をある程度遡って、問題数が多く載っているものを選ぶようにしてください。
こちらの過去問は過去12回分(第143回~第154回試験)を収載しています。
簿記2級のおすすめの問題集
簿記2級の攻略のカギは、テキストを読むことよりも数多くの問題演習をこなすことです。
おすすめの問題集はTACの合格トレーニングです。
この問題集は僕も受験時代に大変お世話になったもので、これ1冊だけをとことんやり込みました。
簿記2級の模擬試験問題
最後の仕上げに本試験の予行練習として、模擬試験問題で時間の感覚と問題を解くスピードを養います。
簿記2級は商業簿記と工業簿記が出題されます。
点数よりも時間の配分と感覚を身につけることをメインに模擬試験を解くようにしましょう。
簿記2級のおすすめのテキストと教材のまとめ
ここまで簿記2級のおすすめのテキストと教材をご紹介しました。
僕が独学で合格した時も市販のものを使用しています。
独学で勉強するなら、特にTACの合格トレーニングの問題集はかなり秀逸です。
電卓
日商簿記2級は工業簿記の出題があり、電卓の使用が許されています。
工業簿記は問題を解くのに電卓が必須になりますので、試験当日は忘れないようにして下さい。
注意事項として試験の規定では、次の機能を備えている電卓は使用できないことになっています。
一般に売られているものであれば問題ないと思いますが、コンビニで売っているような小さい電卓はあまりおすすめできません。
使用が許される計算器具
電卓は、計算機能(四則演算)のみのもの
以下の機能があるものは使用不可。
・印刷(出力)機能
・メロディー(音の出る)機能
・プログラム機能
(例:関数電卓等の多機能な電卓、売価計算・原価計算等の公式の記憶機能がある電卓)
・辞書機能(文字入力を含む)(注)ただし、次のような機能は、プログラム機能に該当しないものとして、試験会場での使用を可とします。
日数計算、時間計算、換算、税計算、検算 (音の出ないものに限る)※日本商工会議所 商工会議所の検定試験 日商簿記2級受験に際しての諸注意事項より
せめてこのくらいの大きさの電卓がいいです。
日商簿記2級は独学で受験される方も多いですが、試験回によって難易度にばらつきがある試験です。
試験の傾向が分からないだけに独学に不安を感じ、通信講座・予備校の利用を視野にいれるのでしたら、こちらの記事を是非ご参考ください。
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