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初学者必見!世界で人気のプログラミング言語ランキングとエンジニアの仕事

プログラミングは日進月歩のテクノロジーの進化と共に、経済を牽引しているITの世界に存在します。

およそ8000種類あると言われているプログラミング言語ですが、人気や需要、利用できる環境などはさまざまで、実用化されているのは20~30と言われています。

このためプログラミングの学習を考えている人にとっては、最初に学習する言語選びが大切で、その後の進路にも大きく影響します。

この記事では、プログラミング学習のポイントと人気のプログラミング言語とできる仕事について、分かり易くまとめています。

 

プログラミングとは

スマホやインターネット、SNS、テレビゲームなど、私たちの身近にあり、生活を豊かにしてくれるものやサービスには、今やITの技術が欠かせない時代です。

コンピュータ管理されたサービスは、今は日常のあらゆるところで触れる機会が多くなりましたが、これらは人の手によって記録された行動のみ行うことができ、反面それ以外のことは一切できません。

コンピュータに指示、命令し、行動を記録させることをプログラムと言いますが、人間と同じように言語を用いて記録させます。

プログラムを行うときにはプログラミング言語を使用しますが、用途や目的によって使用する言語はさまざまで、全部でおよそ8000種類もあると言われています。

 

人気のプログラミング言語

2021年1月に公開された「TIOBE Index」のランキングでは、下の表のように1位が「C」、2位「java」、3位「Python」、4位「C++」、5位「C#」となっています。

ちなみに「TIOBE Index」とはオランダに拠点置くTIOBE Software社が定期的に公表するもので、Googleなどの「検索エンジンのトレンド」を計測して、ランキングの指標にしています。

ここでは2020年の「最も人気を獲得したプログラミング言語」を発表しており、「Python」が選出されています。

順位 プログラミング言語
1 C
2 java
3 Python
4 C++
5 C#
6 Visual Basic
7 JavaScript
8 PHP
9 R
10 Groovy

それでは、ここで人気を集めているプログラミング言語には、一体どんな特徴があるのでしょうか。

5位までに選出された、それぞれの言語について解説していきます。

 

C言語

日本ではC言語と表記されることが多く、1972年に開発され、長い歴史を持つプログラミング言語です。

実行速度最速の異名を持ち、汎用性が高く、WindowsやLinuxのOS、PCソフトやゲーム、機械制御など、非常に多くの分野で使用されています。

この言語を習得しておけば、他の言語を習得する際に応用も利くようになり、使いこなせると非常に便利です。

汎用性」(はんようせい)とは、ひとつの用途だけではなく、さまざまなことに広く利用、応用できる性質を指すときに使われます。

 

C言語エンジニアの働き方

C言語は汎用性が高い言語で、WEBやスマホアプリ、システムなどのソフトウェアや身近にある家電や電子機器など、広範囲のあらゆる分野で使用されています。

またテレビゲームやパソコン、スマホなどのゲーム開発にも使用される言語で、このためIT業界でもC言語の需要は高いです。

C言語はハードウェア関連の開発や、ゲーム開発に興味のある人におすすめする言語です。

 

メリットとデメリット

上記のように、C言語のメリットは汎用性と業界の需要が高いことが挙げられますが、デメリットは、プログラミング言語の中でも難易度が高く、初学者には不向きであることです。

プログラミングの初学者が、いきなりC言語の学習から入ると挫折しやすく、まずは他の言語から学習することをおすすめします。

 

java

javaは世界で最も使用されているプログラミング言語の一つで、安定した人気を誇っています。

人気の理由はたくさんありますが、OSや機器を選ばずあらゆる環境で動作することや、汎用性や拡張性が高いことが挙げられます。

javaは流行に左右されることなく、長く使い続けられる言語の筆頭といえます。

 

javaエンジニアの働き方

JavaはWebサービスやAndroidのスマホアプリ、Twitterのアプリ、業務システムなど、さまざまな用途に使用されている言語です。

また銀行のシステムやクレジットカード、Blu-rayディスクプレイヤー、インフラを支える重要なシステムにも使用されています。

javaは業務システムの開発や、スマホアプリの開発に興味がある人におすすめの言語です。

 

メリットとデメリット

Javaは実行速度が速く、セキュリティに優れているため、企業システムに利用される事が多い言語です。

こうした企業の基幹システムの開発や保守・運用など、企業ニーズが高いのがメリットで、社内エンジニアの募集をしている求人が多くあります。

Javaはオブジェクト指向言語に分類され、初学者には学習難易度が高いことがデメリットに挙げられます。

 

Python

Python(パイソン)はGoogleの3大言語の(C++、Java、Python)の一つとして知られており、まだ日本ではマイナーな言語ですが、海外ではメジャーなWebサービスで利用されている人気のある言語です。

データ解析に強く、ビッグデータ解析や人工知能、機械学習などでも利用されていて、米国の大学では、プログラミングの入門として、最も多く学ばれています。

Pythonは、初学者にとっても学習しやすい言語です。

 

Pythonエンジニアの働き方

Pythonエンジニアは、他のプログラミング言語と比べた場合、エンジニアの数が少ないところがあります。

日本での普及率が低いことが考えられますが、YouTubeやInstagramにも利用されるように世界的な人気を受けて、日本での需要も次第に高まっています。

Pythonエンジニアの働き方の例には、Excel操作の自働化、アプリケーション開発、自動データ処理・分析などの企業の業務効率化や人工知能の開発が挙げられます。

 

メリットとデメリット

Pythonは、javaやc言語と比べると学習難易度が低く、初学者にとって学習しやすい言語です。

学習するメリットには、ITエンジニアとして、今後のテクノロジーの発展の一翼を担う分野に進むことができます。

しかしながら、今のところ日本では広く普及していないため、汎用性が低いことがデメリットに挙げられますが、将来の需要の期待値は高いと思います。

 

C++

C++は、1982年にC言語の拡張として開発された言語です。

日本では「シープラプラ」、「シープラ」などと呼ばれますが、C言語の特徴に加えて「オブジェクト指向」を追加し、より効率よくプログラミングができるようになっています。

Googleの「Chrome」やゲーム開発に使われる「Unreal-Engine」は、C++をもとに開発されています。

 

C++エンジニアの働き方

C++は組み込み系システム開発やスマホやWebアプリケーションの開発など、多くの分野で利用されている言語で、C++エンジニアの需要が高く、活躍の場を広く持ちたい人にとっては最適な言語です。

また、C++はオブジェクト思考のプログラミング言語であり、一度習得しておけばJavaやC#などの他のブジェクト言語を学習する際に理解しやすく、応用が利きます。

メリットとデメリット

C++はC言語と同じく汎用性が高く、幅広い開発に用いることができ、市場価値の高い言語です。

将来性や需要の高さもあり、C++を学習するメリットは十分にありますが、実際に使いこなせるようになるには、さまざまな知識が必要になり、初学者には学習の難易度が高い言語であるといえます。

C#

C#はMicrosoft社が開発した比較的新しいプログラミング言語で、「C++」と「Java」をもとにCを発展させる形で作られた言語です。

C#はWindows上で動作するアプリを制作するときや、ゲーム開発エンジン「Unity」を使用したゲーム開発環境で使用されます。

 

C#エンジニアの働き方

C#は「Unity」を使用してVR(virtual reality)制作ができますが、主にゲーム開発の場面で使用されることが多い言語です。

それ以外には、Windows上で動作するアプリを制作するときに利用されるくらいで、汎用性の低い言語であると言われています。

ゲーム開発に興味のある人には、おすすめの言語です。

 

メリットとデメリット

これからプログラミング言語を学習して、IT業界に転職を考える人にとっては、汎用性の低いC#を最初に学習するメリットは低いと考えられます。

また業務上の汎用性が低く、学習難易度は高いので、敢えてC#を選んで学習する余程の目的がない限り、デメリットのほうが目立ってしまいます。

 

プログラミングを学習するうえで大切なこと

これからプログラミングの学習を考えている方は、次の2つのことを明確にしておく必要があります。

一つ目は、プログラミングを学習する目的を定めることです。

 

プログラミングを学習する目的

IT業界の業種の多様に存在する仕事の中から自分の進みたい道を考え、目的に合ったプログラミング言語を学習する必要があります。

スマホのアプリ制作やゲーム開発、業務システムの開発など、それぞれの用途に応じたプログラミング言語があります。

プログラミングを覚えて何をしたいのか、まずは目的をしっかり考えることが大切です。

IT業界の業種についてはこちらの記事にまとめていますので、ご参考ください。

未経験者必見のIT業界の仕事の地図と歩き方

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需要のあるプログラミング言語を選ぶ

プログラミング言語は、およそ8000種類あると言われていますが、現実的に使用されている言語は20~30と言われています。

プログラミングを学習する目的を定めた後で、今度は学習するプログラミング言語を選びますが、言語には需要や人気があります。

人気や需要のない言語を勉強したところで、折角の努力が水の泡となってしまいます。

プログラミングを学習する前に、まずは以上の2点について明確にしなければなりません。

 

プログラミングの学習方法

プログラミングは独学でも学習できると言われていますが、言語により学習難易度はさまざまです。

趣味や仕事のスキルアップ、転職と人それぞれ学習する目的は違いますが、仕事や転職となると実用レベルのスキルや知識を身に付けなければなりません。

プログラミングに限らず、基本的に初学者にとっては難しく感じ、挫折することもあります。

今は学習をサポートしてくれるプログラミングスクールが充実していますので、以下でおすすめのスクールをご紹介させていただきます。

 

TECH CAMP(テックキャンプ)

TECH CAMP(テックキャンプ)は、日本最大級のプログラミングスクールとして有名です。

学習に関する些細な疑問にも、マンツーマンで相談できる環境で、完全無料のカウンセリングがオンラインで受けられます。

また転職を考えている人には支援サービスも行っており、これからプログラミングを学習する未経験の人は、スキルの学習から転職の支援までしてくれるので一安心です。



プログラミングはテックキャンプ

DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMPはDMMグループのプログラミングスクールで、転職を保証しているため、未経験からIT業界への転職を求めている方にはおすすめです。

紹介先企業の実績も多数あり、限定求人・非公開求人を含む300件以上の求人で、受講生のほとんどが未経験の中、高い転職率を実現しています。


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Code Village

Code Villageは、カリキュラムが未経験者向けに作られていて、プログラミング未経験者、パソコン操作に自信がない方でも安心して学べる環境です。

これまでの全受講者の80%がプログラミング未経験でありながら、受講者の95%がスキルの取得を実現しています。

未経験からのスキルの習得やエンジニア職の適性など、ご不安を感じる人は、Code Villageの無料カウンセリングにご相談ください。

 


親身な指導で実力をつけるプログラミングスクール | CodeVillage
 

TECH ACADEMY(テックアカデミー)

TVのCMでお馴染みのテックアカデミーは、受講者数No.1のオンラインプログラミングスクールです。

このスクールが人気の理由には、さまざまなプログラミン言語に対応したコースが用意されていることや動画編集からマネジメントのコースまで豊富にあることが挙げられます。

エンジニア転職保証コースもあり、未経験からITエンジニアを目指す方にはおすすめのスクールです。

気になる方は、テックアカデミーの公式サイト 未経験からエンジニアを目指すTechAcademy Pro(エンジニア転職保証コース)でご確認ください。

無料体験も実施していますので、プログラミングスクールをお探し方には、一見の価値はあります。

無料体験のお申し込みはこちら⇒  TechAcademyの無料体験

TechAcademy [テックアカデミー]
 

 まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

この記事では、世界で今人気のプログラミング言語について取り上げましたが、日本では違った動きがあります。

ITエンジニアのプログラミング言語別、転職市場の求人件数のランキングを下の記事にまとめています。

こちらも是非ご参考ください。

求人件数から見た人気のプログラミング言語ランキングとそれぞれのできること

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