2020年の3月以降、日本の社会は激しく動きはじめました。
衰退していく業種もあれば、需要が急激に伸びてきた業種もあり、二極化の時代と言われています。
求人倍率が低下し、都心から人が離れつつあるとの報道もあり、働き方や住まいにも変化がおきています。
今後就職や転職を考えている人にとっては大きな問題です。
いざという時の武器として、需要のある資格やスキルを身に付けておけば安心できます。
でもその前に、まずは今後も需要がある業界や職種を知る必要があります。
この記事では、二極化の時代に需要がありそうな業種を考察して、求められる資格やスキルについて考えてみたいと思います。
目次
需要のある業界
時間をかけて勉強しても、今後も必要とされる資格やスキルを身につけなければ、水の泡になってしまう可能性があります。
需要がある業種や職種を知るには、現在の求人倍率を調べるのが早いと思います。
これについて厚生労働省が発表しているデータがあります。
求人倍率の高い業界
厚生労働省が2020年7月に発表した有効求人倍率は1.08倍で、6年3ケ月振りに低水準になったと発表がありました。
転職サイトdodaの転職求人倍率レポートによれば、2020年8月は求人倍率は1.65倍で、業種別ではIT・通信業界が4.92倍と2位のサービス業の1.78倍を大きく突き放しています。
「転職求人倍率」は、dodaエージェントサービスの直近のデータを用いて、いまの転職マーケットを読み解く、dodaオリジナルのコンテンツです。
求人情報・転職サイトdoda(デューダ)の
転職求人倍率レポートよりhttps://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/
またこのサイトを見る限り、IT・通信業界の求人倍率は2014年4月以降、4倍~8倍の間で推移しています。
こうしてみるとIT業界はここ数年、ずっと安定した需要の高さを維持していることが分かります。
それだけでなく、今の日本の社会情勢をみても、IT業界にとって追い風になることばかりです。
IT業界の追い風になること
IT業界にとって追い風となることですが、大きく分けて3つあります。
- 5Gの開始
- デジタルトランスフォーメーション
- デジタル庁の設立
5Gの開始
今年から5Gが開始されましたが、その特徴は超高速、超低遅延、多数同時接続の3つです。
5Gが創り出す未来予想図は、交通、セキュリティ、ロボット、映像、産業などのあらゆる分野で革命的な可能性を秘めていると言えます。
5GにおいてもITは密接に関わってきます。
デジタルトランスフォーメーション(DX:Digital transformation)
デジタルトランスフォーメーションとは、今日本の国策として掲げられているものですが、「デジタルによる変革」を意味します。
ITの進化により新たなサービスやビジネスモデルを展開し、コストの削減や働き方改革、社会の変革につなげる施策を総称したものです。
デジタル庁
新政権の目玉として新たに発足されるデジタル庁。
デジタルトランスフォーメーションの実現に向けて期待されています。
こうした国の動きを見ても、IT業界は引き続き好調に推移していくように伺えます。
IT業界の仕事とプログラミング
IT業界の仕事には、Web制作やアプリ制作、システム開発、コンサル業、ネットワークの構築など様々な仕事があります。
その中でも人気の職種が、プログラマーやシステムエンジニアです。
IT業界の仕事とプログラミングは切り離せません。
プログラミングを勉強して知識を身に付け技術を磨けば、IT業界では引く手あまたの存在になります。
ただプログラミングと言っても多種多様なので、まずは自分がIT業界で何をやりたいかを明確にしないといけません。
IT業界の需要とプログラミング
今後の経済の流れを見てもIT業界の需要は高く、それに伴いプログラミングのスキルも必然的に求められるようになります。
では、プログラミングを学ぶにはどうしたらいいのでしょうか?
プログラミングを学ぶには
自分のやりたい方向性が決まったら、次はプログラミングの勉強に入ります。
プログラミングは独学でも覚えられると言われていますが、なんの知識もない初学者の方は、スクールに通って一から勉強することをおすすめします。
就職支援をしているスクールもありますので、サポート体制が整っているところに入学すれば安心です。
日本最大級のプログラミングスクールの テックキャンプ は、学習から転職の支援まで行ってくれます。